母の幸せは、家族の幸せ。家族の幸せは、村の幸せ。

n-theme-12_03.jpg

提案者:西粟倉村役場 保健福祉課 上野 恵里さん

保健福祉課の上野さんはもともと兵庫県淡路島出身。大学の看護学科をでて、大学2年のとき保健師になろうと決めました。保健師を選んだのは、地域で密着した活動が出来る存在であり、地域の人々の幸せ・希望とする暮らしができるためのサポートを行える職種の1つだと感じたから。
西粟倉村をフィールドとして選んだのは、より地域に密着した活動ができる地域を探していたところにこの村と出会い、この場所で働いてみたいと思い、昨年新卒で西粟倉村の保健師として採用され、単身西粟倉に来ています。

上野さんは、1年間、母子担当として村内の妊婦さんやママさんとふれあいを重ねた結果、一つの疑問が頭から離れなくなりました。

「妊婦さんや、ママさんの役に立っているのだろうか。」
それは、保健師として応えられる部分とそうでない部分が見えてきたこと、助産師さんだからできることが見えてきたからと言います。だからこそ、彼女は自問自答を繰り返し、今回の研究テーマに至りました。

「助産師さんと村内のママさんとのコミュニケーションをそばで見て来ましたが、ママさんの心が軽くなる瞬間を何度も目の当たりにしてきました。鮮やかに不安を取り除いていく助産師さんの姿に感動しました。」と語ります。

n-theme-12_01.jpg

この1年間で実感したのは、産前産後のケアの重要性です。ママの心理的な不安は、決してインターネットでは解決できない。だからこそ、村で解消できる仕組みが必要だと言います。「産前産後のケアは日々のケアがとても重要です。寄り添いながら一緒に歩める存在が必要なんです」

西粟倉村は、いわゆる過疎地。(出生数も10人前後の)山あいにある小さな村です。全国的に見ても決して珍しくない地域です。もちろん、村内には病院もなく、妊婦健診や出産場所へ行くには1時間ほどかかります。また、近隣にも助産師さんが足りていない現状です。

でも、そんな山村だからできる産前産後ケアがあると思うと上野さんは語ります。「小さい村だからこその距離感が、心をケアし、また不安に思ったときに相談でき、安心感を得ることができる、そうすると母が幸せを感じ、それが家族の幸せに繋がるんです」

母親が、またその家族、地域が安心して子育てができる環境を様々な専門職とつくっていきたい。そのためには、専門職の1人として助産師さんが必要です。

全国の助産師、助産院を研究し、山村ならではの理想な産前産後のケアを一緒に考え、実践してくれるパートナーを募集します。

n-theme-12_03.jpg

こんな人に来てほしい!

  • 理想的な産前産後について一緒に考えたい人
  • 助産師さん
  • 看護師さん
  • 包み込んでくれるような雰囲気がある人
  • ほんわかして話しかけやすい人(一緒にいて安心感がある人)
  • 積極的に村内に出向いてママさんたちと関わってくれる人

こんなことしてほしい!

  • 村のお母さんたちと対話をして一緒に産前産後について考えてほしい
  • 他の地域の先進的な事例についてリサーチ、報告してほしい
  • フィンランドのネウボラへ長期研修してほしい
  • 他の地方自治体の事例リサーチ、報告してほしい

もしかしたらこんな可能性があるかも!

  • 産前産後のモデルケースを開発し、全国的に広げることができるかもしれない