「現代の坂根宿場町」をつくる。

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提案者:西粟倉村役場 地方創生特任参事 兼務 産業観光課 課長 上山隆浩さん

地方創生推進班特任参事(兼務 産業観光課長)の上山隆浩さんは、役場職員でありながら出向して西粟倉村にある「道の駅あわくらんど」、「あわくら旬の里」、「国民宿舎あわくら荘」と温泉施設の「湯~とぴあ 黄金泉」という4施設の経営管理を合計15年ほどに渡り携わられてきました。これらの施設には今でも年間数十万人の人が訪れています。
その理由の一つは、兵庫と鳥取を結ぶ無料高速道路の丁度真ん中に西粟倉インターチェンジがあり、京都・大阪から智頭急行線の特急に乗れば2時間で村に来ることが出来ることにあります。

また、実は昔から人の往来が多かった西粟倉村。江戸時代に整備された、播磨国姫路を始点として、因幡国鳥取を繋ぐ因幡街道が村内を通っています。今は景観に名残は無いですが、当時は村内に「坂根宿」という宿場もありました。
西粟倉村に外から人を受入れることに寛容な気質を持つ方が多いのはこのような歴史的背景もあるのではと感じている上山さん。宿場が持つ人を楽しませ、繋ぐ機能を持ち、二度三度と村に足を運んでくれる思い出を贈ることのできる場所や仕組みを今の西粟倉で叶えたい。そのために、自身が前述の4施設に関わっているうちにやりきれなかったことがあると語ります。

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西粟倉には、上山さんが出向されていた施設だけでなく、宿泊施設や飲食店がここ数年で立ち上がっています。
例えば、子どもも一緒に楽しく泊まれるあわくら温泉元湯、茅葺屋根の古民家を再生させたカフェと宿泊が出来る天徳寺、グローバルなお客様も多い軒下図書館、ジビエや野のものを使った拘りの食事が楽しめるフレル食堂。また、旧影石小学校には子ども帽子をメインとしたハンドメイドな帽子が売られているUKIYOや、丁寧に植物を使って染められて作られている服飾や小物が手に入るソメヤスズキ、木製のおもちゃ作家のmorinooto等の作家さんたちも集っています。

こういったお店に行くことを目指し村に来てくれる人は多いですが、そこに立ち寄るだけで去っていく人が多くいます。
これらを繋ぐような仕組みは今とても必要となっています。
「昔の坂根宿のような人が往来する拠点となる、そんな場所や仕組みを作りたいですね。坂根宿復活!みたいな。」そう語る上山さんの表情から、ワクワクが伝わってきます。

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また仕組みをつくるだけでなく、新たに立ち寄れる店舗づくりなどの事業に名乗りを挙げてもらうことも大歓迎です。「「あわくら旬の里」には空き店舗がいくつかあります。この空いてる店舗を遊ばせておくくらいであれば、村内セレクトショップをやって見るなど新しいことに使ってもらいたい。他にも、あまり管理がしきれていない公園もありますからそこを使って新たな場作りに挑戦してくれることもいいかもしれません。なんでもいいんですよ。そういうチャレンジの場に使ってもらいたいです。」

参考:昨年上山さんが出していた旬の里の活用の呼びかけをした記事
赤字施設なら、タダで貸した方がずっといい。村でお店をやりたいテナント募集

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「新しいことを試みる。それだけ。それをできる人が村には必要なんです!」上山さんはそう言います。西粟倉全体を俯瞰した観光をデザインする、もしくは施設を利用して新しいことをはじめたいという人がいれば、大歓迎です。西粟倉を舞台に、「観光」というテーマで一緒に研究してみませんか。

 

こんな人に来てほしい!

  • 企画を考えて、実行することが好きな人
  • 新しいことに挑戦することが好きな人

 

こんなことしてほしい!

  • 観光で成功している地域のリサーチ・報告
  • 村全体の観光を考えた企画・運営
  • 村が計画している「5050ステーション」の企画・アイデア出し・運営
  • 地域の農家さんと共同して新商品の開発
  • 西粟倉に昔あった野菜売り場を復活させて、村内や近隣地域商品の企画・販売
  • 空き店舗の活用