西粟倉を美味しく食べる。

n-theme-9_02.jpg

提案者:西粟倉村役場 産業観光課 萩原勇一さん

「自分で作っているもので稼いでるおじいちゃんは、やっぱり元気なんですよ!」そう語るのは、産業観光課の萩原さん。そんな萩原さんが地域のテーマとして掲げるのは「西粟倉を美味しく食べる。」です。
自分の作っているものに誇りを持っていて、それを誰かに食べてもらうことで喜ぶ生産者は西粟倉にたくさんいます。その代表であるおじいちゃんやおばあちゃんにとって、肥料や農薬は重たくて重労働なので、運ぶのも使うのも一苦労。その為、一つ一つ雑草を抜き、虫を取った結果、オーガニックな野菜ができているんです。

n-theme-9_03.jpg

ただ、そんなおじいちゃんやおばあちゃんが作ったものを誰かに届ける「場所」がない。「方法」もない。
そんな実情を変えて、西粟倉の農作物をコーディネートし、その生産者の方々にも元気になってもらう。そんなテーマを一緒に研究する方を募集しています。

萩原さんが総務課税務係に所属していた当時、地域のおじいちゃんやおばあちゃんの中で、とても稼いでいる方がいることを発見しました。
当時は西粟倉の野菜や加工品が旬の里や道の駅あわくらんどに沢山置かれていました。きっとおじいちゃんもここでもしっかりと売っていたのだと思います。「え、こんなに稼いでいるんですか?」「そうや、わしは沢山稼いで沢山税金を納めるんや」
そう言って税金を納めているおじいさんはとても元気で輝いていたそうです。

ただ、そういった方は今はもういないそうです。
いなくなった原因は、マーケット感覚が不足していたこと、担い手がいなくなったこと、旬の里直売所がなくなったこと、と様々ですが、それがとても寂しく、悲しい状況だと萩原さんはいいます。
今も道の駅あわくらんど内に小さく村内の野菜売り場あるのですが、そこには僅かな種類と僅かな量の野菜しか置かれていません。

n-theme-9_05.jpg

「この状況をどうやったら変えられると思いますか?」という問いに、萩原さんは様々なアイディアを出してくれました。
村内で飲食業を営むローカルベンチャーと生産者をつなぐことで地産地消を推進する、その時その時の山の幸、農作物を販売・提供する「場所」をつくる、農業と福祉を掛け合わせることで独居のお年寄りを元気にする、などなど。
ただ、こういったアイディアがある一方で、そもそもどんな生産者がいて、どんな思いで農業をしていて、さらにどんなことがあればいいのかを徹底してヒアリングすることから始めたいという思いがあるそうです。村内の50の生産者にしっかりとしたヒアリングを行えば、そこに眠っている価値を見つけて、輝かせるはずだと。

n-theme-9_01.jpg

「やっぱり来ていただく方は、人が好きな人がいいですね。おじいちゃんやおばあちゃんと話すことが好きな人は更に嬉しいです。」という萩原さん。もちろん農業について「こんなふうに作って」とか「この辺の工夫をすればいいな」等もあればいいが、生産者の方々に寄り添えることは大前提で必要。
西粟倉村の状況をしっかりとヒアリングして把握して、かつ、全国のいろんな事例を西粟倉に導入するように研究する。そういうことが好きな人なら是非とも来てほしいです。

n-theme-9_04.jpg

こんな人に来てほしい!

  • おじいちゃんおばあちゃんのことを好きな人
  • 農業に興味がある人

 

こんなことしてほしい!

  • 西粟倉の特産品、新商品開
  • 現状の西粟倉の生産者リサーチ
  • 現状の西粟倉の販売施設についてのリサーチ
  • 西粟倉での生産者・販売者混合チームの組成
  • つくる人と使う人をつなぐ仕組みづくり