私たちの想い

"地域にとってのA0(エーゼロ)層"のような会社をめざして

多様な植物が繁茂し、生き物たちが棲息する森。日本は国土の3分の2が森に覆われています。
森を歩いたのは、いつになるでしょうか。

森の土の表面にある腐葉土層を、森林生態学の用語で「A0(エーゼロ)層」と言います。A0層が豊かであれば、土壌がしっかりと生き、川が守られる。生命を育むための大切な層です。

地域経済を醸す「地域にとってのA0層」のような会社でありたい。
社名の「エーゼロ株式会社」には、そんな願いを込めています。

A0層があるからこそ、森の物質循環が維持されることと同じように、私たちは、人口の減少など大切なものが失われていく日本地域において、人や自然の本来の価値を引き出し、地域経済の循環を下支えしていきたい。

そのために、スモールビジネスの創発や、地域の関係人口創出、情報発信、地域資源の活用などを地域に寄り添って展開していくことで、地域からさまざまなアイデアが育ち、豊かな土壌が広がっていくことをめざします。

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私たちが大切にしたいこと

見えにくく、聞こえにくい、小さき生き物。例えば雑草や雑木など、一般的にはひとくくりに”雑”と言われるような存在にも、いのちは宿っています。

地域も同じように、課題と思われている物事の中にこそ、魅力や可能性があります。私たちは、そういったものに丁寧に向き合いたい。

エーゼロは、地域の”課題”を”可能性”に変換し、光をあて再発見していきます。
そして、地域で生きる人や地域に関心を持ち挑戦したいと願う人々とともに、新たな価値を創造します。

人口1500人の岡山県西粟倉村に拠点を置き、肌身で地域を感じる企業だからこそ。
種を蒔き、土を耕すように、地域の経済循環を育てていく。

一人ひとりの自分らしさを活かし、一つひとつの地域の魅力を大切にしていくために、地域や人の営みに、愚直に向き合っていく。

自然の生態系と、人の生態系をつなげ、持続可能な地域づくり、人づくりを行っていくことで、多様性豊かな社会づくりにつなげていきます。


 
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代表からのメッセージ

ある地域に、とんでもない宝物が埋まっていると想像してみる。それは地域にあるものを組み合わせると発掘することができ、宝物としてのカタチが現れるという性質がある。何をどう組み合わせたら発掘できるか、ひたすら仮説検証を重ねてみる。多くの資金を費やしても見つからなければ、ダメージが大きくゲームオーバーになるかもしれない。

私は、そんな宝探しの冒険を18歳ぐらいからかれこれ25年ぐらい続けている。この10年間に、西粟倉村で2つのチームを立ち上げた。主に森から宝物を発見する「株式会社西粟倉・森の学校」。そして、森の学校のような"宝探しのチーム"をさらに生み出していくために2015年に立ち上げた「エーゼロ株式会社」。掘れば掘るほど地域の宝物は相互に関係し合い、新しい宝物が発掘される。

地域で宝探しの冒険を続けるということは、人間や生き物たちの可能性を探し出すチャレンジを積み重ねることであり、それは新しい価値創造のプロセスを発見し構築することにつながる。
一つの価値を創造するとき、付帯して価値のないものが発生する。しかし、それは他の価値創造のプロセスにおいては資源となる。森の学校で発生する木屑が、うなぎの養殖槽を加温する燃料となるように。同時多発的なエーゼロの事業も、一見ばらばらのようで、根底ではつながり合い、循環している。
可能性を探し出すことで、新たな価値創造のプロセスが生まれて、それらが連鎖し、本来の価値が見い出され、引き出されていく。この積み重ねが地域の経済循環を生み出していくことになる。

地域は限られた空間なのに、多様な人間と生き物たちの相互関係の総体として捉えると、無限の広がりがある。だから地域での宝探しは、果てしない冒険となる。私たちは仲間を増やしながら、この果てしない冒険を続けていきたい。

エーゼロ株式会社
代表取締役 牧 大介